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チャット依存症について
チャットをやめたいのにやめられない人が現在何万人もの数にのぼるといいます。なぜそんなにチャットに魅力があるのでしょうか?私自身、チャットに依存していた時期がありました。以下私の経験を元にコラムを書いてみました。
私は専門的な知識はありませんので、あくまで全て参考程度にお願いします。
■チャット依存時の状況■
子供をはじめて出産したばかりの頃でした。赤ちゃんは生後1ヶ月は外に出してはならないと病院で言われましたので、毎日外に出る事もほとんどなく、生まれて初めて子供を産んで育てるという事に対する不安と向き合いながら生活していました。
里帰り出産はしなかったので、両親も近くにおらず、また夫の住む所に引っ越してきて間もない状況でしたので、近くに知り合いもほとんどおらず、寂しさがありました。
夫は会社に泊まりがけで仕事の事も当時は多かったので、1日中、赤ちゃんとの私からの一方的な会話のみで家の中にずっと居る事もありました。
どちらかというと、アウトドア派だったので、とにかく外に出たかったです。また人が好きだったので、1日のうちの何時間かは、たくさんの人の中で過ごしたかったです。
そんな時、ふっと「チャットをしてみたい。」と初めて思いました。

あなたの抱えている問題を解決しない限り、もしかすると依存症は治らないかもしれません。あなたの現状はどのような感じでしょうか?自分なりに整理してみるのはいかがですか?
■チャットに依存していた時期■
それまでの私は、チャットに対して「やってみたい。」という気持ちはあまりありませんでした。たぶん偏見を持っていたのだと思います。
チャットをしている人達に対して、なんとなく暗いイメージがあったのです。「趣味がチャットでオフ会とかも時々行きます。」なんていう書き込みを見ると、「うわぁ。暗すぎるぅ。オフ会とかも、変な人の集団が集まるんだろぉなぁ。怖いなぁ。」って正直思っていました。
でも、いざやってみると、結構おもしろく、その当時コミュニケーション不足気味だった私には、とってもいい気晴らしになりました。
最初のうちは、年齢とか出身地とか嘘ばかり発言していました。知らない人に正直に話す事に不安があったのです。
ただ、慣れてからは、正直になんでも話すようになってきましたし、いろんな事も分かるようになってきました。
この時期がチャットに依存していた時期です。この頃は、毎日何時間も(特に夜中)チャットをしていたので、かなり寝不足気味でした。寝不足からか、なんに対してもやる気がでない毎日が続きました。チャットをしてない時間も、チャットの事が気になり、時間のない時でもなんとか空き時間を作ってはチャットを覗いてる事もありました。どんなに眠くても、「チャットしなきゃ。」という変な衝動にかられました。チャットをしないとチャット仲間から追いていかれるような。。。そんな気もしていました。
あなたにも、チャットをしていなかった時期がありますよね。チャットをしなくても十分あなたは生活できるのです。その事は忘れないで下さいね。
チャットしない日が続くとチャット仲間がどこかに行ってしまって、みんな居なくなってたらどうしよう。というような気持ちがしばらくわくかもしれませんが、チャット仲間は、実際の友達とは少し違います。
みんな日常生活のうちのほんのひと時の遊び程度でチャットしている事が多く、実際に会ってみると、その関係の薄さに気づかされる事も多くあります。あなた一人が来なくなったとしても、時間が少したてば、みんなあなたの事が気にならなくなりはじめます。チャットは人の入れ替わりがものすごく早いのもそのせいです。
コミュニケーション不足気味な方が多いので、今までしゃべろうと思わなかった人(家族内/学校/会社)にも積極的に声をかけてみては?もう少し現実の生活に目を向けるようにするといいかもしれません。
■チャットに依存しなくなったきっかけ■
チャットで出会ったいろんな人のホームページ(HP)を見ているうちに、自分もホームページを作りたいという思いがわくようになりました。
いろいろインターネットで調べましたがあまり意味が分からず、結局本を買って自力で勉強しました。私には、ホームページを作るという事がおもしろく感じました。
ただ、まだこの頃は、チャットに依存していた所があったので、早くホームページを作りあげないと、作っている間に、仲間がみんな、チャットを卒業してしまうかも。という不安に襲われた事もありました。
そして無事、ホームページを完成させたのですが・・・
まずは、チャット仲間に教えました。メールやチャットなどで教えたのですが、教えると、ほとんどの人がすぐに書き込みに来てくれるのですが・・・1回だけ書き込んで以来2度と書き込みに来ないという人が後をたちませんでした。
そのみんなの対応を見ているうちに、チャットの仲間というものが、急に色あせて見えるようになりました。私が思っているよりも、みんなはそれほど私を大切に思ってくれてなかったんだと改めて気づかされました。
それにホームページの方の運営の方が忙しくなりはじめ、チャットをする時間がなくなったという理由もありました。

ちょっと話が脱線気味になるかもですが・・・・
その頃、オフ会などにも参加するようになりました。自分が最初想像していた、「変な人の集団」ではなかったです。どっちかというと、「合コン」っぽい感じがあります。うぉぉ。と叫びたくなるほど綺麗な顔の人も居ました。想像と全然違う・・・(泣)とがっくりする人も居るかもですが・・・(汗)とにかくごく普通の人の集まりでした。
1対1で会いたいなと思っている人が居ても、最初は、大勢で集まるオフ会で会うのをお勧めします。写真などもやりとりする事もありますが、「あんた写真映りがよすぎ・・」という人の方が多いかもです。みんな一番自分が素敵に見える写真を用意しているのかもしれませんね。とにかく最初は、オフ会がお勧めです。
自分がいつも通っているチャットでは地域が離れすぎていると思う場合は、地元のチャットサイトを見つけて、そこのオフ会に参加させてもらうのもいいと思います。一人で行くのが不安なら、友達なども一緒につれて行くのもいいかもしれません。
オフ会では、実際に会って話すので、「チャットの時と違う。」という人が結構居ます。オフ会があると、その後1日ぐらいはチャットに人が集まりますが、2日後ぐらいから、急に人が減るという現象がよく起こります。実際に会ってみると、チャットの世界がつまらないものに感じるからかもしれません。チャットの中では、相手が素敵な人である事を想像する事が多いかもしれないですね。

あなたも、掲示板を作成してみるのはいかがですか?「無料レンタル掲示板」などで検索してみるとたくさん出てくると思います。個人的にお勧めなのは、CGIBOYホームページ  EZBBS.NET  ロケットBBS  Tea Cup Communication などです。
オフ会に参加してみる事もお勧めします。夜に飲み会という形がほとんどかもですが、春頃だとお花見オフ会とか、昼間でもオフ会をやる事があります。自分から、●月●日に、「●●のお祭りに行くのですが、みんなも行きませんか?そこでみんなでちょっとだけでも●●の所に集合しませんか?」などと提案してみるのもいいかもです。とにかく一度、あまり知らないサイトのチャットでもいいので、チャットのメンバーと会ってみる事はいい事のような気がします。女性がたくさん集まるオフ会。自分と同じぐらいの年代の人が集まるオフ会を選んで下さいね。10代の方は、親と一緒の方がいいかもですよ。「親と一緒に近くまで来たので、ちょっとだけ寄ってみましたぁ。」みたいな感じなら問題ないと思います。
自分のホームページを作ってみるのもいいと思います。チャットする時間がなくなりますし、チャットよりもホームページ仲間の方が重要になってくる事もありますし。ホームページについての知識もつきますし、作ってみて損はないと思います。いっぱいいろいろ勉強してみて下さいね。
■まとめ■
自分はチャット依存症なのかもと思う方は、やっぱり専門的な所で一度みてもらった方がいいと思います。でも案外、他に興味のある事ができたら、チャットの事をさらっと忘れるかもですよ。数ヶ月後に行ってみると、前いたメンバーの姿が全くない。という事が多いですし。
私の場合は、いろいろなきっかけもありましたが、今になって振り返ってみると、子供が成長して、外に散歩などにしょっちゅうでかけるようになれた事、子供がたくさんおしゃべりするようになった事、近所に知り合いができた事、などの環境の変化が、実は一番の理由だったかもしれません。
一時的なチャット依存でしたので、本当のチャット依存というものを知らないだけかもしれませんが、チャットに依存したおかげで、子供(赤ちゃん)にあたったり、夫に依存したりという事はなかったです。育児ノイローゼにもなりませんでした。心の中に抱えている不安な気持ちを、毎日のようにたくさんの人に、聞いてもらったり相談したりする事ができたからだと思います。そういう意味では、個人的には、チャットに依存する事は、そんなに悪い事ではないのではないか?とも思っています。
本当のチャット依存症の方は、ものすごく深い問題が潜んでいるような気がします。アルコールや覚せい剤やパチンコなどに依存するよりは、チャットに依存する方がいい事のような気がするのは私だけでしょうか?いろいろ悪く言われているチャットですが、そこまで悪い事ではないと個人的には思います。
私においては、チャットは楽しい思い出がたくさんありますし、チャットする事でよかった点が多くありますので、チャットサイトを現在運営しています。みんなにもチャットして良かったと思える事が、たくさんあるといいなと心から願っています。

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